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ピックウィック症候群

 1956年にBurwellらが、日中の強い眠気、心不全、呼吸アシドーシスを持った肥満の患者について報告しました。Burwellはこの患者がチャールズ・ディケンズの小説「ピックウィック・クラブ」に登場する「少年ジョー」に似ていることを思い出します。

 ジョーはいつも日中眠く、赤い顔をして、太っていることからこのような症候群を「ピックウィックの症候群」と呼びました。その後用語は医学界で広く使われるようになり、70年代中頃まで多数の症例が「ピックウィック症候群」と報告されました。事実、Burwellらの出版物のほとんどで日中眠る患者は、「ピックウィック」として記述されています。現在では重度の睡眠時無呼吸症候群とされています。










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